グレンオード 11年ボトラーズ ケイデンヘッドスコッチハイランドシングルモルトウィスキーカスクストレングス バーボン樽
ケイデンヘッドの詳しい記事はこちら
グレンオード蒸留所はブラックアイラ半島の付け根にある大麦の生産地ミュア・オブ・オード町にあり、 1838年に創業。コスパの優れた蒸気による間接加熱方式の実証実験、(現在ではこの加熱方式が主流)またドラム式のモルティングを採用したのグレンオードが初めてで実用的な試みが多い挑戦的な蒸留所であり、タリスカーやクライヌリッシュにも麦芽を提供。スコットランドでトップ5に入る生産量を誇り年間1100万リットル
少しややこしいのですが、ディアジオ社から出ているシングルトンシリーズに
シングルトングレンオードシングルトンオスロスクシングルトンダフタウン
と三種類あるのですが、これは各蒸留所オーナーのディアジオ社がそれぞれのシングルモルトを同じブランドとして出していてオフィシャルだけど限りなくボトラーズみたいな出し方をしてるややこしいやつです。
香り
シトラス、黄色い花、微かにラムレーズン、バター、生クリーム
味
スッキリとした蜂蜜の甘味が口全体に広がり黒糖に似たコクが滲み出てくる大きな味の変化こそないが、終始モルトの甘味を存分に味わえる。
フィニッシュ
ドライな甘味が残りさっぱりとした後味、白ワインのフィニッシュに近い印象
加水
アルコールが低くなった分より甘さを感じるが厚みが薄っぺらくなった
ハイボール
爽やかさと甘さが香る甘さが炭酸により引き締められて、非常に飲みやすいハイボールになる。揚げ物と合わせると最強かもしれない。
ピートを摂取しないと酒を飲んだ気がしないくらいピートフリークス化している自分ですが、ノンピートで好きな銘柄はなにかと聞かれたら真っ先に出てくるのがこのオードです。このバランスの取れた上品かつ奥行きのある甘さは唯一無二の存在だと思います。