ティーニニック19年 バッチ5
ブティックウィスキー
スコッチ、ハイランドシングルモルトウィスキー
シングルカスク、カスクストレングス、
ブティックウィスキーカンパニー
シングルモルト、グレーン、ブレンデッド、などのウィスキーやラム酒も取り扱うインディペンデントボトラー
シングルカスクでのボトリングが多く、有限なボトルを数多く排出する為、容量は500mlを採用。
少ないからこそ700mlより安めに中熟、長熟を試すことが出来ます。
ラベルも独特で蒸溜所にちなんだ面白いストーリーやジョークが楽しいイラストで書かれたグラフィック・ノベルです。
ティーニニック蒸溜所
1817年に設立。 99%はブレンデッド用に
(ジョニーウォーカーレッドラベルなど)モルト提供している蒸溜所
その生産量はスコッチ7位なのでかなりのもの。
伝統的な糖化方法のマッシュ・タンではなく、最新の機械化でマッシュ・フィルターを採用していたりと近代的
今回はそんな残り1%の原酒、
シングルカスク、カスクストレングス、
中熟な貴重な1本。
香り
なんとなく麦の香り、シロップ、
香りが薄くはないが、少ない。
味
麦の旨味な大波が押し寄せてくる。
すぐに鼻へ香りが抜け、より立体的に波の高さがあるような臨場感のある味わいが体験できる
インパクトがものすごく強くゆったりと麦の旨味に変わるがそこまで甘くはなく またすぐに消える
フィニッシュ
甘さを感じたかと思うとドライに切れ上がりさっぱりとした後味
加水
青リンゴ系のフレッシュな香りが表情を覗かせ、あのインパクトはどこに置いてきたのかと思うほど口当たりがまろやかで
終始ひたすらにシロップのような甘さになり、後味が喉渇く系。
ハイボール
加水の時にも感じられた青リンゴのような甘味
ストレートのフィニッシュに感じたドライさ
両極が同時に来るので喧嘩してるような感じになり何とも美味しくない。
炭酸によって完全破局た
フルーティーさを伴う麦の旨味がちゃんと味わえる、しかしここまでしっかりと味わえるのは熟成年数があるからこそなのではないかと…10年くらいだとアルコール感が強くてティーニニック本来の味にたどり着けないかもしれないと考えてしまうくらい繊細で優しい1本でした。