グレンフィデック12年
オフィシャル スコッチス ペイサイド シングルモルトウイスキー
1886年ウイリアム・グラントにより創業グレンフィディックはゲール語で鹿の谷の意味。ダフタウンには色々な蒸留所が多くあり、バルヴェニーとキニンヴィは姉妹蒸留所
現在生産されているシングルモルトの35%を占めているこのボトル形状は1957年に考案されウイスキー作りに必要な火水土の三要素を表しているそうです。
世界で初め シングルモルトとして発売されたウイスキー当時のシングルモルトウイスキーは飲みにくいとされており、他の蒸留所がかなり批判したところを 創業者は己の信念を信じ 発売し シングルモルト という概念を広げた革命的なウイスキー。
香り
白い花、蜂蜜、フローラル、青く若いりんご
味
甘い!、人工的な甘さではなく自然な甘味だが、香りがフルーティーだからモルト感とも違う独特な甘味アルコール感も感じず、鼻にも抜けず、味が大きく変化することもなく、ただ平均的に甘口で美味しい。
ウィスキー初心者に進められる意味が改めて分かる味わい。
フィニッシュ
大きく変化せず穏やかに消えていくスパイシー、ドライさはないが、甘いわりにはサラッした後味
加水
飲みにくなった…珍しいタイプ。甘味より若干の苦味を感じ、フィニッシュがかなり弱くなる。
ハイボール
若干の甘味、苦味を感じるが、かなり弱い。炭酸に負けてる印象を受ける。逆にウィスキー慣れしてない人には最高かもしれない。
世界で最も売れているシングルモルトウイスキー。よくよく初心者に勧められる銘柄ですが、一周回って飲み直すとウイスキーを飲みだした当時には感じられなかった色々な味わいや、旨さ、バランスの良さに気付かされる。逆に初心者に勧められるだけのスペックをこの価格帯で出しているのはホントに有り難い限り。是非ヘビリーピーテッドタイプも出してほしいと願います(笑)