トーモア8年 ソーテルヌカスクフィニッシュ
スコッチ、スペイサイド
クーパーズチョイス
ノンカラー、ノンチルフィルタード
シングルカスク、カスクストレングス、
シングルモルトウィスキー
トーモアはスコットランドの蒸留所としては比較的最近の1958年、スペイ川近くに元ロイヤルアカデミー会長のサー・アルバート・リチャードソンの設計で建てられました。
トーモアはゲール語で「大きな丘」の意味で
仕込み水は蒸留所裏の丘、
「ロッホ・アン・オー」から湧き出る「黄金の湖」を使用しています。
ブレンデッドウイスキーの
「ロングジョン」や「バランタイン」のキーモルトウイスキーとして使用されています。
香り
土、重いモルト、微かにオレンジ、微かにトマトジュース
味
口に含んだ瞬間ちょっと甘く、時間差でめっちゃモルトの甘味が追いかけてくる。
飲み込む手前で既に鼻へと香りが抜け、広範囲に立体的に旨味が広がる。
フィニッシュ
モルトの甘さを感じた後は少しビターで苦味を伴う余韻がそれなりに続きゆったりと消える。
加水
甘味が強調され多少黒糖っぽさが出てきたが、トゥワイスアップまで薄めても基本的な味わいは変わらなかった。
ハイボール
ほのかに甘く、柑橘系の香りも多少して非常に飲みやすく、グレンモーレンジのハイボールを連想させる。
短熟でこの味わいや深みはやはりソーテルヌ樽フィニッシュだからなのでしょうか❓
倍位熟成年数あっても不思議ではない飲み手応えと余韻があります。
さすがはクーパーズチョイス(樽選び)。
数あるボトラーズの中でもこれだけ色々な樽でフィニッシュをする遊び心があるのはこのクーパーズチョイスが一番意欲的なのではないでしょうか。