カリラ12年

カリラ12年スコッチ オフィシャル アイラ シングルモルト


Caol ilaと書いてカリラゲール語で(アイラ海峡)の意味英訳では(SOUND OF ISLAY)しかし個人的には(香るアイラ)ってイメージです(笑)
1846年にヘクターヘンダーソンにより創業、現在はディアジオ社が所有。

アイラ島で最大量の650万リットルを製造しています、ブレンデッドを含めたスコッチ業界でも10番目ですからその量のおかげで安定して入手(安くて旨い)出来るのです。その多くがあのジョニーウォーカーの原酒に使われています。ジョニーウォーカーの繊細なピート感はカリラのものだったんですね!。今でこそ皆が知るアイラモルトになりましたが、世間に知れ渡ったのは2002年にシングルモルトとして出した事がきっかけで割と最近。それまで先に述べたジョニーウォーカーなどのブレンデッドウイスキーのキーモルトとして使われていたからです。

ピートの度合いを表すフェノール値は34〜38ppmラフロイグやラガヴーリンも同じくらいですが、カリラの方が軽く、塩気を感じられるのでピートに極ぶりせず、バランスが良いと思います。

そして特徴的なのが冷却水に海水を使用している事です‼シングルモルトウィスキーの蒸留所ではカリラだけです。(冷却水なので品質的には関係ないと思われます←)仕込み水はロッホ・ナム・バン湖から石灰石で濾過されたミネラル、ピートを含む水を使用しています。

香り

オイル油、塩気、スパイシーなペッバー、リッチなモルトの香り


リッチでオイリー苦味を感じるスパイシーが瞬間駆け抜けて、オイリーなモルトの甘みが広がり鼻に潮を含んだ香りが抜ける


フィニッシュ

スパイシー、潮、が舌に残りしっかりとした味が残り長く楽しめる。


加水

モルトの香りが強まるオイリーさリッチが減り、ピートとモルト感が全面に出てきてラフロイグっぽいスモーキーさ。


ハイボール 1:3

甘いハイボールになる飲みやすくも、しっかり味がありリッチ感を味わえる。

飲み方を変えてるとそれぞれの表情があり一本で何度も美味しいウィスキーオイリーと言えばカリラ、カリラと言えばオイリー。オイリーさを知るためにも押さえておくべき銘柄かと。生産量が安定しており、ボトラーズで多く見かけるのでカリラ同士で色々飲み比べるのも面白いと思いますので、そのうち試してブログにしたいと思います‼。

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