自分の好みではないウイスキーを選ばないようにするには⁉①

先ず自分のウイスキーの好みの傾向を知っている前提で、
自分の好みのウイスキーの見つけ方はこちら

その好みのウイスキーを探すにはどうしたらいいか⁉
ウイスキーの種類や単語を理解し、そのウイスキーはどのようなものかを知ると外れを引かなくなります‼
ウイスキーに使われている数々の単語。ラベルに書いてあるその意味がわかると中身がどのような傾向があり、自分の好みか予想が立てやすくなります。

先ずウイスキーを販売している会社は大きく分けて2通りあり、その違いが…

オフィシャル 公式 蒸溜所が材料である穀物からウイスキーを作り、樽に熟成させ、自分の蒸溜所で瓶に詰めたもの。 ニッカが作ったニッカウイスキー ボウモア蒸溜所が作ったボウモアザ・マッカラン蒸溜所が作ったマッカランなどそのままその会社が作ったウイスキーの事
ボトラーズ 樽買い業者蒸溜所から樽ごとウイスキーを買い、自分の会社で熟成させたり、樽を移し変えたり、混ぜたりとオフィシャルにはない(もしもこのウイスキーがこうなったらどんな味になるのだろうか?、こうしたら美味しくなるのではないだろうか)と色々なウイスキーを作り販売している会社
ダグラスレイン社が30年熟成させたボウモアゴートンマクファイル社がバーボン樽に25年熟成させたマッカランなど、公式にはない多種多様で面白い意欲的な挑戦をしたウイスキーが数多く存在する。
例えるなら洋服で言うオフィシャルが正規直営店で、ボトラーズはコラボやたらするセレクトショップみたいなイメージだとわかりやすいかもしれません。

材料による違い

モルトウイスキー大麦の麦芽のみを材料にポットスチルという銅釜で単式蒸留機で2回蒸留。風味の個性がつよく、ラウド(声高な)スピリッツとよびれている。材料が限られて製法も手間がかかるため割高
グレーンウイスキー小麦、ライ麦、トウモロコシ、などの穀物を材料を連続式の蒸留機で蒸留。風味が軽く穏やかな為、サイレント(静かな)スピリッツとよばれている。色々な穀物を材料に出来る為割安

ブレンデッドウイスキーモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド(混ぜた)もの。モルトの力強さとグレーンの気品を合わせ持ち口当たりがよく、モルト、グレーンを単独より飲みやすくなっている。各会社のブレンド力が試されるウイスキー店頭で売られているウイスキーのほとんどがこのタイプ。その理由はなんといってもコスパ。材料が様々で原価が安いグレーンウイスキーを多く使えるので結果消費者の手にも安く届けれる。3000円以下はほぼブレンデッドウイスキーと言っても過言ではないと思います。
②へ続きます。

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