CASTORI Ⅰ カストル105°HP.1.1’1966.1″≒クロフテンギア

CASTORI Ⅰ カストル105°HP.1.1’1966.1″≒クロフテンギアだと思われる。
スコッチ ボトラーズ ハイランド ピーテッド シングルモルトウィスキーファーストフィルアメリカンバーボンホグスヘッド
ドイツのスコッチユニバース社がリリースその独特的なラベルデザインは一度見たら忘れないインパクトのあるもの。しかし知識がないとなんと書いてあるのか全くわからない(笑)
ボトルにラベル表記の見方が付属していて謎解きのような読み取りが必要。
このボトラーズ、シリーズ全て蒸留所を明かしておらず、地域と蒸留所の創設年数で推測するしか情報がない。○○だと思われると表記しているのはそのため。

香り
黒く湿った土、温めたベーコン、バニラ、オレンジ、多少レモン、加糖された紅茶か微かに、それらを甘く柔らかなピートが包む



インパクトのあるピートが初めから襲う。鼻に温かみのあるピート微かにバニラ、多少の柑橘感が抜け出て、口にはシュガー系の甘味が広がると、決して不快ではない締まりの利いたアルコール感とともにビターチョコ、ブラックコーヒーのような苦味へと変化していく。


フィニッシュ
苦味とピートがそのまま、ある程度続き、ドライな余韻を残す。

加水
香りに花、蜂蜜を感じる。より甘くフレッシュな印象。甘味が前に出てきてそれをピートが力強く後ろから押し込んでくる。香りが豊かになり、アルコール感もかなり減る、しかし後味はドライめ。


ハイボール
甘いんだか苦いんだか柑橘なんだかピートなんだか色々な要素がケンカしている。ハイボール飲んでこんなに顔をしかめる事もなかなかないと思う

ハイボール以外はトータル的にバランスの良さを感じました。個人的には(グレンスコシア10年ピーテッド)に近いものを感じましたが、なんだかんだ迷ったらこれ飲んどけば間違いないですし、個人的に好きなウィスキーのトップ3に入ります。甘さがあるピート強のバランスって好みが分かれるのでこのクロフテンギアが好きな方は滅多に出会わないですし、知名度も低いのでそもそも知らない方が多いのが残念でしかたないです…美味しいピートはアイラだけではないのです…。

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