自分の好みではないウイスキーを選ばないようにするには⁉③

先ずは①、②を読んで頂いてからこちらを読んで頂けると順番的には良いと思われます。


ピュアモルトウイスキー日本でのみ使われていた用語単純にモルトウイスキー、ブレンドモルトウイスキーという意味で、シングルモルトでもなく、なにか特別な(ピュア)が入ってる訳でも無く、ただこっちの方がなんか良さそう、なんか売れるとの理由で名付けられた昨今はほとんど見かけない。

ティースプーンモルトウイスキーあるシングルモルトに他のシングルモルトをティースプーン1杯だけ入れた限りなくシングルモルトに近いブレンデッドモルトウイスキー味や香りに変化があるとは思えないのですが、蒸溜所の大人の都合によりシングルモルトとして出せないものなどがあるらしく、苦肉の策としてちょっと混ぜて誤魔化してるらしいですが、真相は闇の中…しんやみです。

カスクストレングス直訳すると力強い樽
普段皆さんが知ってるウイスキーの度数は40℃だと思いますが、実はウイスキーは蒸留した直後の度数が70度前後あり、樽で熟成させる事で蒸発、吸収(天使の分け前、エンジェルシェアウイスキーを天使様が美味しくしてくれる変わりに持っていくと伝えられている縁起もの)により60度近くまで度数が下がり、そこに加水して飲みやすいように40度まで度数を下げているのですが、カスクストレングスはその加水をせず、樽からだした度数そのままでボトリングしているものの事をいいます。加水していないのでウイスキーに慣れてからでないと正しく味がわかりませんが、その力強さにはカスクストレングスでないと味わえないものがあります。

シングルカスク単一の樽一つの樽のみからボトリングしているウイスキー、樽は木で作られています、つまり有機物で自然物で生き物なので全く同じものが存在しないはずなのです。そんな樽で長い間熟成させてつくるウイスキーもまた全く同じものは理論上存在しないのです。(だからウイスキーソムリエは居ないと言われる)シングルモルトはその蒸溜所で作られたウイスキーならどの樽をいくら混ぜても大丈夫ですので商品としての味の均一化を図るために色々な樽を混ぜわせて味を調整しているのですが、
シングルカスクは混ぜれないため良い樽でちゃんと熟成された良品しかボトリングされず、同じ中身のものは世に300本前後しかリリースされない為、大変希少な物となります。
シングルカスクとシングルバレルの違いとは⁉

シングルバレルも意味としてはほぼ同じなのですが、その価値観が若干違い、シングルバレルはアメリカンウイスキー(バーボン)に多く用いられる単語ですが、アメリカは樽を熟成させる為の建物が縦長での高く積み上げて保管しますがスコットランドではそこまで高く積み上げません。
アメリカは高く積み上げる事で同じ保管所でも上と下で室温や湿度に違いが出てきて熟成具合いが変わります、そんな中から選びぬかれた最上級品がシングルバレルとしてボトリングされます。

これだけ色々な種類訳がされていますので、全部覚えないにしても、ラベルをみたら味の傾向はもちろん、そのボトルの価値すらも見えてきます。希少な物ほどその価値を知っているのと知らないのでは味の感じ方そのものにも影響します。
ボウモア 1779年に創業、アイラシングルモルト、スコッチウイスキー熟成が12年700mlでアルコール度数が40%
ここからは半分曖昧だったので翻訳しました(笑)匿名の蒸溜所スタイル、ピート、スモーク、柑橘それとバニラが完璧のバランス
スコッチで1番古い倉庫の№1倉庫から世界へ
蒸溜所&ボトリングはスコットランドで行ってます。ボウモア蒸溜所アイラスコットランド。
とラベルだけでこれだけの情報が
是非素晴らしいウイスキータイムを満喫する為にウイスキーのバックボーンを考えて見ませんか⁉

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