グレンタレット2010 8年(ルーアックモア)

スコッチ

ハイランドシングルモルトウィスキー

カスクストレングス、シングルカスク
ノンチルフィルタード、ノンカラー
バーボンカスク

ボトラーズ、クーパーズチョイス

グレンタレットはスコットランドの南、ハイランド地方に蒸留所があります。

スコットランド最古とも言われ、

創業1775年、ウイスキー製造は1717年から初めていたとの記録もあります。

グレンタレットの語源は諸説ありますが、ゲール語で(乾いた)が有力らしく、

仕込み水にも使われているタレット

川が夏になると水位が下がり川辺が乾く事からきているそうです。

グレンタレットあのブレンデッドウィスキー(フェイマスグラウス)のキーモルトに使われています。

そしてグレンタレット蒸留所といえばある猫が有名です。

ウィスキー蒸留所では原料の大麦を大量に保管しているため、ネズミが大量発生しやすく、それを守るためにディスティラリーキャットと称して猫を飼う対策がなされていたのですが、

グレンタレット蒸留所のディスティラリーキャットの(タウザー)はその生涯で捕獲したネズミの総数世界一としてギネスブックに載るほどで世界一有名な猫として知られました。

23歳11カ月で28899匹ものネズミを退治。

凄いです、めっちゃ長寿、めっちゃ捕まえてる、さすがギネスブックに載る猫…

それよりも、ネズミの繁殖力半端ない(笑)

そっちに引きました。

そんな害獣から守られた蒸留所で作られたウイスキーはいかほどに(笑)

香り

もったりとした強烈なピート、濡れた土、樹木、黄色い花、

味

口当たり一瞬シュガーっぽい甘味を感じたと思うと、

強烈なピートなのかアルコールなのかわからないレベルのインパクト

飲み込むと鼻へ抜けピートの支配域が広がりもったりとした土っぽい？甘味を感じる

フィニッシュ

強烈なピートは中盤までで終盤はしっかり甘味を感じるが余韻程度のピートはしっかりといる

加水

ピートが薄まりアルコール感が悪目立ちしたのちほどほどにモルト味を感じる。

せっかくのヘビリーピーテッドは薄めたらアカン。

ハイボール

炭酸とモルトとピートのバランスがとれていてびっくりしている…

ハイランドのピートはハイボールとの相性が良いのが多い気がする…(好みの問題ですが。)

一撃必殺ピートを繰り出して引き際甘さを感じる

複雑な味の変化はなく単調で潔く、

一撃に命かけてる(笑)

ルーアックモアはオフィシャルからのリリースがなく、ボトラーズのみでリリース総数が少ないので見つけたら早めに買うことをオススメします。

あとなぜか短熟のものが多いです。

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